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|| GCPの基本を習得
| GCPの基本用語
ユーザー : GCPを利用する人。( Googleサービス共通アカウントである、Googleアカウントを保有する個人。)
プロジェクト : GCPの各種リソース、紐づく単位。
e.g. プロジェクトA…ECサイト運営 プロジェクトB…オウンドメディア運営
請求先アカウント : 1つのプロジェクトに対して1つ割り当てられる課金管理用のアカウント。
関係(プロジェクトと請求先アカウントの)
Googleアカウントは複数のプロジェクトに振り分けることできる。
各プロジェクトには一つの請求先アカウントが紐づく。
そして、請求先アカウントは支払い方法が1つ選択できる。
| リージョン / ゾーン
通信 | 通信料 | ネットワークレイテンシ |
---|---|---|
リージョン | 有料 | 無視できない(光速がリミット) |
ゾーン | 無料 | ほぼ無視できる(95%程度 往復1ミリ秒未満) |
リージョン : 物理サーバが配置されている地理エリア
- リージョンの選び方 : 基本的には、提供サービスの利用者に近いリージョンを選定。
- ∵レイテンシが低いから
- ∵コストが抑えられる(物価によって異なる為。i.e: S.Carolinaが安価)
- リージョンの選び方 : 基本的には、提供サービスの利用者に近いリージョンを選定。
ゾーン : リージョン内で分離された場所(仮想のデータセンターのイメージ)
- ゾーンの選び方 : 基本的にリージョン内のどのゾーンでも◎(大差なし!厳密に言うとCPUアーキテクチャが違う。)
ネットワークレイテンシ : 利用者がリクエストを出してから、レスポンスが帰ってくるまでの、通信に掛かる時間。
- cf. https://gcping.com/ 計測できるよ。(GCPオフィシャルではないけど使える。)
耐障害性
予期しない障害を最小限にするため、リージョン内の複数ゾーン内にデプロイする。
- マルチリージョン
予期しない自然災害等で東京が壊滅的な打撃を受けた場合。大阪のリージョンにも同様にデプロイしていれば、対策できる。
※ 「耐障害性」にはコストがベラボーに掛かる。どこまで耐えうる構成かをしっかり考えること。
| 耐久性・可用性
耐久性:データを失わない期待値
- e.g. 耐久性100%= 保存したデータが失われる可能性はない。
- e.g. 耐久性90% = 保存したデータが1年後に無傷でアクセス可能になる確率は90%。
可用性:サービスが稼働し続ける期待値
- e.g. 可用性99.9% = 365日中、364.6日は可動し続ける期待が持てる。
POINT
- GCPの「耐久性」「可用性」は基本的には100%未満。
- アーキテクトが、コストとの兼ね合いを考えながら、耐久性や可用性の効用最大化を構成設計する。